禁煙外来
【目次】
禁煙外来(保険診療)のご案内
当院では、保険診療で受けられる禁煙治療を行っています。
「そろそろタバコをやめたい」「健康のために一歩踏み出したい」──そんな気持ちを、医師・スタッフが専門的にサポートします。
なぜ禁煙が大切なのか
タバコには ニコチン依存 というれっきとした “病気” の側面があります。
「意志が弱いからやめられない」のではなく、脳がニコチンを求めてしまうために起こる、医学的なメカニズムです。
ニコチンは吸入すると10秒ほどで脳へ到達し、
「もっと吸いたい」 という信号を出します。
禁煙治療では、この依存を薬・カウンセリングでやさしく和らげ、
無理なく卒煙できるようサポートします。
禁煙のメリット
禁煙には、身体的側面、生活的側面からたくさんの良い変化がおとずれます。
身体のメリット
- 呼吸がしやすくなる、階段が楽になる
- 咳や痰が減る
- 心筋梗塞・脳卒中のリスクが下がる
- 動脈硬化が進みにくくなる
- ガンの発症率が低下
- 睡眠の質が上がる
生活のメリット
- タバコ代が大きく節約できる(年間15〜20万円以上の方も)
- 家族・こどもへの受動喫煙を防げる
- 口臭や衣類のにおいが減る
- 肌のツヤが良くなる
- 食事が美味しく感じる
禁煙を始めるのに「遅すぎる」ということはありません。
何歳からでも、体はしっかりと回復します。
保険診療で禁煙外来が受けられる条件
以下の条件を満たすと、保険診療で禁煙治療が可能です。
- 直ちに禁煙をしたいと考えていること
- ニコチン依存症のスクリーニングテストが一定基準以上
- 35歳以上の場合、ブリンクマン指数(1日の本数 × 喫煙年数)が200以上
- 医師による初回診察を受け、治療計画をお話しします
※ 条件は保険制度に基づきます。
禁煙外来の流れ(通常12週間のプログラム)
1.初診(約30分)
- 喫煙状況の確認
- 呼気一酸化炭素(CO)測定
- 禁煙開始日の設定
- 問診、診察により治療薬の選択(パッチ or 内服薬)を行います
- 治療薬の説明と副作用など説明します
2.再診(計4回)
禁煙開始後、定期的に診察を行い、
- CO測定
- 副作用の確認
- 禁煙継続のためのアドバイス
を行います。
禁煙治療薬の比較(わかりやすい表)
| 項目 | チャンピックス (バレニクリン) |
ニコチネルパッチ (ニコチン貼付剤) |
|---|---|---|
| タイプ | 内服薬(飲み薬) | 貼り薬 |
| 作用 | ニコチン受容体に作用し、吸いたい気持ちを強く抑える。吸っても満足感が減る。 | 肌から少量のニコチンを吸収し、離脱症状をやわらげる。 |
| 効果の実感 | 比較的高いとされる | 安定して離脱症状を軽減 |
| 使用方法 | 1日1~2回内服 | 1日1枚、皮膚に貼る |
| 主な副作用 | 吐き気、頭痛、不眠、悪夢、 | 皮膚のかゆみ、かぶれ |
| 向いている人 | 強い依存がある方、内服に抵抗がない方 | 飲み薬が苦手な方、軽〜中等度の依存の方 |
| 妊娠中 | 使用不可 | 原則、医師判断で慎重に |
| 費用 (3ヶ月) |
保険で約13,000〜15,000円前後 | 保険で約6,000〜7,000円前後 |
※ 費用は目安で、処方日数・診察料などで変動します。
※ チャンピックスは供給状況により取り扱いが異なる場合があります。
治療費(3ヶ月:保険3割負担の目安)
- チャンピックス使用時 … 約13,000〜15,000円
- ニコチネルパッチ使用時 … 約6,000〜7,000円
上記には診察・CO測定・再診料を含みます。
自己負担1〜2万円台で、しっかりと禁煙治療を受けられることが大きなメリットです。
最後に
禁煙は「一人で頑張るもの」ではなく、
医療と一緒に取り組むと成功率が大きく高まります。
「以前チャレンジしたけれど続かなかった」
「本当にやめられるか不安」
そんな方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
※ご来院に関しましては、
あらかじめお電話でお問い合わせください。
TEL:03-3988-0100
※初回の診断には1時間程度の時間がかかりますので、あらかじめ余裕を持った日程をご予約ください。
※初診の方は、下のアイコンをクリックして、PDF形式またはWORD形式の申込書をダウンロードし、ご来院時にお持ちください
(PDF形式・WORD形式の内容は同一です。使いやすい方をご利用ください)
